7月18日
昨日の録音が順調だったので今日は余裕でいけそうだ。
昨日の録音のプレイバックを一人で聴いてると北村さんご一行が調整室に入ってきた。
お茶を飲みながら(北村さんも世良さんもコーヒーなどは飲まないで健康茶をいつも水筒に入れて持ち歩いておられる)とってもリラックスムードでいい感じになったところで「さっ、やろか」で昨日やった枯葉をもう一回やろうと演奏を始める
一回でOK! じゃSoftly as 〜、I Thought About You、をいい感じでやってるところに、なんと!熱田修二(tp)さんが奥さんと島根県出雲市からそばを持ってやってきた。
「送るのも何だからもって来ちゃった」とみんなびっくり
「修坊!(世良さんは熱田さんを「修坊」と呼んでるらしい)何でここにいるんや?」と世良さん、同じ島根同士で島根弁になっている。
世良さんは大先輩で熱田さんとは家族同様のつきあいだそうで世良さんもうれしそう!
「今日は北村さんの中華に対抗して私はそばとすしでいきます。」だそうでまた今夜のパーティが楽しみになってきた。
休んだところで、イパネマをやろうとまた演奏開始
世良さんのピアノが楽しそうに響き、思わず北村さんが“イェー”とかけ声いい感じでOK!
Star Dust、Heart eges 、最後にIf I Could Be With Youでなんと北村さんが歌を歌った(初めて聴いた)
いい声で気持ちよく聴いたところで一発OK!
で今回のレコーディングは終了!お疲れ様、と言おうとしたら世良さんが一人で弾きはじめた。これは逃したら大変とテープを回す、全くすばらしい演奏で終わるとみんなが拍手!
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タップダンスをしながら調整室へ |
調整室に入ってくるのに世良さんは踊りながら入って来られ,北村さんと握手してから私のところへ来られて「ありがとう」と言って私を抱きしめてくれた。
私がJazzを聴き始めた頃から日本を代表するミュージシャンだった北村さんと世良さんのお二人と仕事ができたことにジーンとなってしまった。
さてその日のパーティーは熱田さんのそばを食べて満足しているところに得意のすしをにぎってくれた、一つ一つの仕事が素人離れしている、そこに北村さんの中華ときた日にゃ最高のパーティーとなりいつも手伝ってくれる河内スタヂオのスタッフ田中君、堤君も大満足のレコーディング終了パーティーだった。
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